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テレビのエラーコード(E201,202など)の原因と対処法

2023.03.29

テレビのエラーコード(E201,202など)の原因と対処法


 

テレビのエラーコードとは

テレビが映らなくなったり、BSやCSが映らなくなったりした状況には様々な原因があります。エラーコードとは、発生しているエラーの種別を示すコード番号です。アルファベット「E」のあとに、3ケタの数字が続く形式で表示されます。
このエラーコードを把握することで、今何が起こっていてどう対処すればいいかが分かるのです。ただし、すべてのエラーにエラーコードがついているわけではなく、エラーコードがない場合もあります。
 

テレビのエラーコード一覧

B‐CASカードに問題がある場合

・E100 「B‐CASカードが入っていません。」
・E101 「ICカードの読み取りができません。」
・E102 「このカードは使用できません。」
 

チャンネルの選択によってエラーが出ている場合

・E103 「このカードは契約されていません。」
・E200 「放送されていないチャンネルなので視聴できません。」
・E203 「現在放送されていないチャンネルです」
・E204 「このチャンネルはありません」
・E205 「視聴条件によりご覧いただけません」
 

受信の電波レベルが低下している場合

・E201 「低階層映像に切り替わりました」
・E202 「信号の受信ができません」
 

BSやCSのアンテナケーブルがショートしている場合

・E209  「アンテナとの接続を確認し、電源を入れ直してください。」
データ放送に関するエラーの場合
・E400 「データを受信できません」
・E401 「この受信機ではデータを表示できませんでした」
・E402  「データの表示に失敗しました」
 

テレビのエラーコード別対処法

E100・E101・E102

上記のエラーコードはどちらもB-CASカードに異常がある場合に表示されるコードです。このコードが表示されている場合はカードをうまく読み込めていない可能性があります。正しいカードが正しい向きで挿入されているか、挿入口に汚れが溜まっていないか等を確認してみましょう。もしカードが汚れていたり、破損してしまったりしている場合は、再発行も可能です。
 

E103・E200

上記のエラーコードは契約していないチャンネルを選択している場合に表示されるコードです。E103は契約していない有料チャンネルを選んでいないか、E200は放送されていないチャンネルを選んでいないか確認しましょう。地上波などの通常契約しているチャンネルなら、エラーコードは表示されず観ることができるはずなので試してみましょう。もし契約しているにもかかわらず、これらのコードが表示された場合はチャンネルのカスタマーセンター等に相談してみましょう。
 

E201・E202

E201は電波が弱い場合、E202は電波が届いていない場合に表示されます。このエラーコードが出た場合はアンテナの向きを調整したり、ブースターを設置したりしてアンテナレベルをあげる必要があります。詳しくは次の章でご説明しますのでご覧ください。
 

E203・E204・E205

E203は放送休止しているチャンネル、E204は存在しないチャンネル、E205は未契約なままのBSやCSを選択している場合に表示されるエラーコードです。また、E205は契約が切れてしまった場合にも表示されます。選択しているチャンネルがどのような状態なのか一度確認してみましょう。
 

アンテナに関わるエラーコード(E201、E202)が出た場合の対処法一覧

テレビを再起動する

まず最初に試していただきたいのが、テレビの再起動です。テレビを再起動すると、案外簡単に不具合が直ることもあります。まずは本体の電源を切り、コンセントを抜いてください。その後2分ほど放置し、再びコンセントを刺してテレビの電源を入れてみましょう。ポイントは電源を切りコンセントを抜いた後に2分ほど放置することです。そうすることでテレビ内部に残った電気が放電され、不要なデーターやエラーがリセットされるので正常に動くようになる可能性があります。
 

B‐CASカードを入れなおす

B-CASカードがうまく刺さっていなかったり、ICチップ部分が汚れたりしていると正しく読み取ることができません。抜き差ししてみたり、乾いた布で綺麗に拭いてから入れなおしたりしてみましょう。ただし、何度も抜き差ししたり、むやみにICチップを触って汚れてしまったりすると逆にカードをダメにしてしまうこともありますので、接続不良が疑われるケースのみ試してください。
 

チャンネル設定をやり直す

管轄の異なる地域に引越しをした場合や、新しい放送局が開設された場合にはチャンネル設定をやり直す必要があります。チャンネル番号は地域によって異なるためです。基本的に設定画面にチャンネル設定の欄がありますのでやってみましょう。
ケーブルの抜けたり緩んだりしていないか確認する、ケーブルを交換する
テレビとアンテナをつなぐケーブルに異常がないか確認してみましょう。地デジ用のアンテナケーブルがBSやCS放送の端子に繋がっていないか、抜けたり緩んだりしているケーブルはないか確認してみてください。もし正しく繋がっていなかった場合は正しく繋げましょう。また、ケーブルが劣化している場合は新しいケーブルに交換することで不具合が直ることがあります。他にもケーブルが長すぎる場合は短くて太いケーブルに交換することもおすすめです。
 

ブースターの設置

ブースターとはアンテナが受信した電波のレベルをあげることのできる機械です。もともと地域によっては電波が弱い場所もあるので、そういった場合にとてもおすすめの方法です。ただし、他に原因がある場合はブースターの設置だけでは直らないので原因を見極めることも大切です。
 

アンテナの向きの調整

ベランダなどにアンテナが設置されている場合は、中継局のほうを向くようにご自身で調整していただくことが可能です。金属フェンスなどが周辺にあると電波を妨げてしまう可能性があるので注意しましょう。また、室内アンテナの場合は受信強度によってエラーが出ることは基本的にあまりありません。しかしもともとの感度が弱く中継地から遠い地域ではうまく受信できないこともあります。
また、屋根上に設置されているアンテナは素人が登って調整するのは大変危険です。専門業者にきちんと依頼するようにしましょう。
 

アンテナ・ブースターの調整はアンテナ工事専門業者に頼みましょう

 

 
アンテナの調整や修理は屋根の場合など設置個所によって危険を伴うこともあります。そのため必ずアンテナ工事専門業者に相談するようにしましょう。
アンテナ工事専門業者を選ぶ際のポイントは見積もりが無料か、追加料金について明記されているか、保証があるかの3つです。まずは現地調査や見積もりを無料で行っているところを選び、複数の業者に問い合わせて相見積もりを行いましょう。追加の費用が発生するのか、設備費用や工事費用はいくらなのか、施工期間はどのくらいなのかを確認することが大切です。また、
アフターフォローがある業者を選んでテレビアンテナの電波障害が起きても対応できるようにしておくことも大切です。
 
当団体はアンテナ技術信用保証協会といいまして、アンテナ工事士という認定資格を発行しております。
 
アンテナ工事士は、アンテナに関する正しい知識を持ち、高品質な工事・お客様への丁寧な対応ができると認められた方のみ認定しており、アンテナ工事業界のサービス水準を向上させることを目的として活動しています。
下記より、アンテナ工事士を取得した信頼できるアンテナ工事業者をご紹介しておりますので、お近くの業者さんに是非ご相談をされてください。