技術・信用で業界をリードする

より良い社会への貢献を目指し行動していきます

0120-924-428

受付時間年中無休:9時から19時まで

お問合せ

COLUMN コラム詳細

アンテナ工事ならアン信 COLUMN

BS/CSが映らない原因と対処法を解説

2023.03.28

BS/CSが映らない原因と対処法を解説


 
突然(急に)BS/CS放送の映りが突くなったり完全に映らなくなることがあります。

今回は、BS/CS放送の仕組みから映らなくなってしまう原因、そして、エラーコードからBS/CS放送が映らなくなった原因の特定、対処方法からアンテナ工事専門の優良業者の選び方までご紹介します。
 

BS/CSの仕組み

BS放送やCS放送は、上空36,000kmにある人工衛星から各家庭に電波を送信してテレビを視聴できるようにした衛生放送のことを指します。
BS放送は、東経110度の方向にある放送衛星を、CS放送は、東経110度や東経124度、東経128度の方向にある通信衛星を利用しています。
また、放送衛星とは一般家庭の視聴を目的とした放送のために打ち上げられたもので、通信衛星は通信全般を目的にした事業者向きの衛星となります。
内容面の特徴としても違いがあり、BS放送では、地上デジタル放送を扱う会社が多く、地上デジタル放送とチャンネルは似ています。一方で、CS放送では、映画やスポーツなどの専門性の高いチャンネルが多いです。
 

S/CSが映らない状況は戸建てかマンションによって原因が違う

ひとえにBSが映らないと言っても、戸建てかマンションによっても原因は様々です。
実際に、映らない環境が以下のどれに該当するか確認してみましょう。
 

戸建てでBS/CSが映らない原因

一部の部屋だけ、BS放送が映らない場合

特定の部屋にBS放送が映らない原因として、その部屋にあるテレビ本体やその周辺機器の接続状態が悪いこともあります。
その場合、具体的には以下の場合が挙げられます。
・テレビ本体やその関連機器が故障をしている
・テレビがBS未対応の機種で、そもそも映像として映せない
・ケーブルや分波器の接続の不良や破損が疑われる
・B-CASカードの接続の不良や破損が疑われる
 

建物全体でBS放送が映らない場合

建物全体のテレビでBS放送が映らない場合、パラボナアンテナの問題を疑う必要があります。
その場合、パラボラアンテナに、以下のような問題がある恐れがあります。
・ケーブルや分波器の接続の不良や破損が疑われる
・アンテナの電源が供給できていないため、アンテナが機能していない
・アンテナの受信強度が低く、映像を映し出せない
特に、アンテナの寿命は10年程度であるため、「いつごろ設置したものか」を確認する必要があります。また、アンテナの角度のずれや障害物がないかもチェックしましょう。
 

マンションでBS/CSが映らない原因

特定の一室だけ、BS放送が映らない場合

特定の部屋にBS放送が映らない原因として、その部屋にあるテレビ本体やその周辺機器の接続状態が悪いこともあります。
その場合、具体的には以下の場合が挙げられます。
・テレビ本体やその関連機器が故障をしている
・テレビがBS未対応の機種で、そもそも映像として映せない
・ケーブルや分波器の接続の不良や破損が疑われる
・B-CASカードの接続の不良や破損が疑われる
 

ファミリータイプで特定の部屋だけ、BS放送が映らない場合

特定の部屋にBS放送が映らない原因として、その部屋にあるテレビ本体やその周辺機器の接続状態が悪いこともあります。
その場合、具体的には以下の場合が挙げられます。
・テレビ本体やその関連機器が故障をしている
・テレビがBS未対応の機種で、そもそも映像として映せない
・ケーブルや分波器の接続の不良や破損が疑われる
・B-CASカードの接続の不良や破損が疑われる
 

マンション全体でBS放送が映らない場合

建物全体のテレビでBS放送が映らない場合、パラボナアンテナの問題を疑う必要があります。
その場合、パラボラアンテナに、以下のような問題がある恐れがあります。
・ケーブルや分波器の接続の不良や破損が疑われる
・アンテナの電源が供給できていないため、アンテナが機能していない
・アンテナの受信強度が低く、映像を映し出せない
特に、アンテナの寿命は10年程度であるため、「いつごろ設置したものか」を確認する必要があります。また、アンテナの角度のずれや障害物がないかもチェックしましょう。
 

エラーコード別にみるBS/CSが映らない原因

BSが映らないときはエラーコードをきちんと表示して、エラーコードを見ると何が原因で映っていないのかを理解する必要があります。
以下では、エラーコードから把握できる原因を紹介します。
 

【E202】B-CASカードの不具合

BS放送を観るには、B-CASカードが必要になります。4K衛星放送対応機種にはB-CASカードの代わりに、ACASチップがテレビに内蔵されていることもあります。
何かしらの原因でB-CASカードの接触不良や不具合が起こってBS放送が映らないことはあります。
B-CASカードの不具合としては、具体的に、汚れがあることや緩みがあること、挿入されていないことなどが原因となるため、エラーコードが表示されたら確認してみましょう。
 

【E201/E202/0020】電源コードやケーブル配線の異常

BSが映らない原因として、電源コードやアンテナ接続ケーブルの緩みや劣化、断線している場合があります。
特に、テレビがぶつかるときや掃除をしたときに、電源コードやアンテナ接続ケーブルに接触し、緩んでしまうことがあります。
電源コードが緩むと、BSが映らず、それ以前にテレビがつかなくなります。ケーブルの緩みや劣化、断線などが行われた場合、テレビは映るもののBSは映らないということになります。
 

【E201/E202/0020】受信アンテナの異常や劣化

BS放送の閲覧には、アンテナが必ず必要になりますが、BSアンテナの向きがおかしいと映らなくなることがあります。
具体的には、強い風などでアンテナの向きが変わってしまい、BSが映らなくなってしまうことがあります。
また、アンテナ自体が劣化することや破損してしまうことが原因で、BSが映らないこともあります。
 

【E201/0020】大雨や積雪、台風などの悪天候

大雨や積雪が電波をさえぎってしまうために、BSが映らないことがあります。
この場合、天候が回復するのを待てば、適切にBSが映るようになります。
 

【E203】有料チャンネルが未契約になっている

選択したチャンネルが放送されていない場合か有料チャンネルが未契約である場合、当然映りません。
この場合、選択したチャンネルだけはBSを映せない現象が起こります。
ただし、全てのチャンネルが映らないことが起こったら、この原因は考えにくく、他の原因を探す必要があります。
 

【E201/E202/0020】周辺環境による電波状況の悪化

ここまで、B-CASカードの不具合や電源コードやケーブル配線の異常、受信アンテナの異常や劣化、悪天候、有料チャンネルの未契約など、様々な原因を取り上げました。
しかし、これらの原因に当てはまらない場合として、周囲の電波の受信環境が悪くなっていることが原因で、BSが映らないことがあります。
例えば、BS/CSアンテナ周辺に障害物がある場合や放送衛星がある南西方向に新たなマンションを建設している場合など、電波を遮断する障害物や電波状況を悪化させる原因が周辺にあるのかを疑いましょう。
 

BS/CSが映らない時の対処法

BS/CS放送が映らないときには、まず、テレビ周り、そして、アンテナ周りの原因を探し、原因に応じた対処方法を行いましょう。
 

テレビ回りの対処方法

 

アンテナ端子を接続し直す

壁側やテレビ側のアンテナ端子の接続を確認して、接続し直す必要があります。分配器や分波器、レコーダーなどを使っている場合は、アンテナ接続ケーブルをたどり、各アンテナ端子の接続を確認する必要があります。
アンテナ接続ケーブルに緩みがなく、しっかり接続されればBS/CSが映らない症状は改善されるでしょう。
 

テレビを再起動する

テレビの不具合でBSが映らない場合は、テレビを再起動すると改選することがあります。
テレビの再起動をする際の手順は以下の通りです。
・テレビの電源をOFFにして、電源プラグをコンセントから抜く
・1~2分程度放置した後、電源プラグをコンセントに差し込む
・テレビの電源をONにする
テレビの電源に関しては、外付けのHDDをテレビに接続している場合、再起動前にテレビからHDDを外す必要があります。また、この際、HDDを外すとき、HDDアクセスランプが消えるまで待たなければなりません。仮に、アクセスランプ点滅中にHDDを外してしまうと、データが壊れてしまう恐れがあります。
 

アンテナ回りの対処方法

 

アンテナ接続ケーブルを確認する

BSアンテナとアンテナ接続ケーブルの接続状態を確認し、緩みなくしっかり接続をし直しましょう。
断線している場合は、アンテナ接続ケーブルを新規のものに交換する必要があります。また、アンテナ接続ケーブルを交換するとなると、壁の中の配線工事も行わなければならないため、業者への依頼を欠かしてはいけません。
 

アンテナ本体を確認する

BSアンテナ本体が劣化や破損をしていることを確認し、原因箇所を特定しましょう。
固定ボルトが緩んでいる一方で、アンテナが動く場合、固定ボルトを締めてアンテナを固定させる必要があります。
BSアンテナ本体が劣化や破損をしている場合、BSアンテナ本体を交換する必要があります。アンテナの設置場所がベランダなら自分で確認することが可能ですが、屋根の上の場合は業者へアンテナの取り換えなどを依頼しましょう。
 

アンテナの向きを調整する

BS/CS放送には、アンテナの向きが適した状態か否かが非常に重要になってきます。アンテナの向きがずれると、映像が乱れたり、映らないといった現象が起こります。
そこで、ポイントとなるのが、電波の受信強度を表したアンテナレベルになります。
リモコンの「メニュー」を押して、「本体設定」から「アンテナ設定」へ進むと、アンテナレベルを確認することができます。
このときに、アンテナレベルが最低でも50、60以上となるように、アンテナの向きを調整しながら、両手で固定ボルトを締め直す必要があります。
調整作業を行うときは、携帯電話などを使って、アンテナの向きを調整する役とアンテナレベルの確認と連絡をする役に分かれて2人で作業しましょう。
ただし、BSアンテナが屋上にある場合は、落下の危険があるため、専門業者への依頼がおすすめです。
 

BS/CSアンテナが屋根の上にある場合は専門業者に相談しましょう

 

 
アンテナの調整や修理は、アンテナの設置箇所によって、屋根の上や外壁の高所など、危険を伴う場所で行わなければならない場合があります。
その際は、必ず専門業者に相談するようにして下さい。
アンテナの専門工事業者の中でも優良な業者を選ぶポイントは、以下の3つです。
・現地調査や見積もりが無料
・追加料金の詳細について記載がある
・長期にわたるアフター保証が充実している
これらの点に着目して、設備費用や工事費用、施工期間などを把握し、3社以上を目安に相見積もりを取りましょう。そして、ぜひ、ご自宅やマンション、ビルに適したアンテナ点検や修理を依頼できる会社を選びましょう。