「アンテナ工事の保証があると安心して依頼できそうだけど、どこまでが対象になるかイマイチ分からない」そんな疑問をお持ちでしたら、本記事ではアンテナ技術保証信用協会(以下、「アン信協会」という)の立場から分かりやすく解説。
アンテナ工事の保証内容の理解が深まるとともに、本サイトからアンテナ工事をご依頼いただくことでアン信協会と加盟店とのダブル保証を受けられます。併せてご参考になさってください。
アンテナ工事の保証内容
保証内容は業者ごとに異なりますが、アン信協会加盟店は、主に以下の3点を設けています。
・映像保証
・倒壊保証
・機器保証
映像保証
映像保証とは、アンテナ工事後にテレビの映りが悪いなどの視聴トラブルに対する保証です。
アン信協会員の加盟店は、アンテナ設置後に「テレビが正常に映るか」「チャンネルスキャンは正常にできるか」「全てのチャンネルが見られるか」といった視聴確認を行っていますが、万が一、加盟店の不備によって発生した視聴トラブルに関して保証にて修復等の対応を行います。
倒壊保証
倒壊保証は、加盟店が設置したアンテナが倒れて破損してしまった際に適用されます。
アン信協会加盟店の施工は、クオリティが高くアンテナ工事士資格をもった職人も多いため、工事の不備による倒壊は少ないですが、倒壊保証があることでより安心して依頼できるのが大きなメリットです。
機器保証
機器保証は、アンテナ本体をはじめとする部材機器に適用されている保証です。
こちらはメーカーによる保証として期間内に電波受信または送信ができないなどのトラブルが生じてしまった際に新品交換や修理を無償で行っています。
アンテナ工事の保証対象外の事例
上記の内容であっても、下記の場合は保証対象外になりますのでご注意ください。
・自然災害によるトラブル
・自己責任が伴うトラブル
・外壁など物件に対するトラブル
自然災害によるトラブル
業者によって自然災害のランクによって対象可否が分かれますが、基本的には台風や突風でアンテナが倒壊してしまった場合は保証適用外です。
その代わり、自然災害でアンテナの修復工事が生じてしまった場合は、ほとんどのケースで火災保険により費用が賄われます。
自己責任が伴うトラブル
自己責任が伴うトラブルに関しては、保証の対象外となるケースがほとんどですのでご注意ください。
例えば、作業員が接続したテレビケーブルを周辺機器の追加や掃除などのメンテナンスで取り外して映らなくなってしまったといったケースが当てはまります。
また、屋根工事や外壁工事などのリフォームでアンテナにトラブルが生じてしまうようなケースも保証対象外です。この場合、一般的にはリフォーム業者が費用負担するなどの対応が求められます。
外壁など物件に対するトラブル
多くのアンテナ工事は、外壁に梯子をかけたり、ビス穴を開けたりといった作業が必要になりますが、作業員の不注意によって物件を傷めてしまった場合はアンテナ工事の保証では対応できません。
しかし、ご安心ください。アン信協会員の加盟店は賠償責任保険に加入しており、工事は慎重かつ丁寧に細心の注意を払って行っていますが、万が一ヒューマンエラーよってお客様の大切な物件を傷つけてしまった場合でも誠意をもって対応できる環境が整っています。
もし、加盟店や作業員へ直接クレームを伝えるのがご不安でしたら、アン信協会が代わり対応いたします。ただし、アン信協会以外の業者が行った工事によって発生したトラブルにつきましては、対応できかねますので予めご了承ください。
アンテナ工事の保証期間
アンテナ工事の保証期間は業者やメーカーによって以下のように独自に設けています。
映像・倒壊保証の期間
映像保証と倒壊保証の期間は、アン信協会の加盟店は5年~設けているパターンが多いです。また、5年では不安だという方には1年、3年、5年など有償で追加延長保証が付けられる場合もあります。
機器保証の期間
機器保証については、アンテナメーカーの1年保証が一般的です。主に期間内に自然故障が発生した場合に無償で交換または修理が適用されます。
ただし、人的による故障や破損については期間内であっても保証対象外です。
アンテナ工事の保証はアン信協会でさらに安心
アンテナ工事の保証は業者ごとに独自に設けられていますが、それだけでは不安という場合はアン信協会からご依頼いただくことで安心できます。
例えば、アン信協会の加盟店は信頼度が高く、事業継続年数が長いものの市場動向や経済変動など社会情勢によっては、突然の倒産を余儀なくされてしまう可能性もゼロではありません。
こうした万が一の解明店倒産により保証が受けられなくなってしまった場合でも、ダブル保証によりアン信協会が代わりにご対応します。
もし、少しでもアンテナ工事の保証に関してご不安があれば、アン信協会までお気軽にご相談くださいませ。
アンテナ工事の保証に関するよくある質問
アンテナ工事の耐用年数は?
設置方法、設置環境によって年数は異なりますが、5年~20年前後と様々です。
アンテナの耐用年数を過ぎたらどうなる?
テレビを正常に視聴できていれば問題ありませんが、アンテナの支柱や金具が劣化して倒壊などのリスクを抱えている可能性あるため、メンテナンスをおすすめしています。
アンテナが倒れた場合の修理費用は?
アンテナが倒れた場合の費用は、新品交換が必要になる場合は撤去を含めて約30,000円~70,000円、立て直しは約10,000円~30,000円前後が相場です。
まとめ:アンテナ工事の保証について
アンテナ工事の保証は「映像保証」「倒壊保証」「機器保証」があり、期間などの条件は業者ごとに独自に設けています。
また、加盟店の倒産などにより保証が使えない事態に備えてアン信協会のダブル保証もおすすめです。保証に関するお問い合わせご相談は下記より受け付けております。