アンテナ工事に安心を。アンテナ技術信用保証協会です。
 
東京スカイツリーといえば、日本一の建造物として注目されていると同時に観光名所としても多くの人が訪れ、ニューシンボルと捉えている方も多い方と思います。このように観光スポットや商業施設としての注目度が高い東京スカイツリーですが、本来の建設目的をご存知でしょうか。
 
実は我々が推進しているテレビアンテナ工事にも密接しており、皆さんが普段ご視聴されているテレビにも大きく関係しています。
それは一体何でしょうか。
 
答えは、地上波デジタル放送の電波塔としての役割です。
 
元々この役割は東京タワーが担っていましたが、とある事情により東京スカイツリーの建設が計画された経緯があります。
 
今回は具体的な経緯や歴史を振り返りながら、スカイツリーの電波塔としての役割とアンテナ工事の関係性について、詳しく解説します。
 

東京スカイツリーの歴史と役割

まずは東京スカイツリーの歴史をご紹介します。
 
冒頭でお伝えした通り、東京スカイツリーは、東京タワーが担っていたテレビの電波塔としての役割を引き継ぐことを目的に建設が計画されています。これが2003年（平成15年）のことでした。
 
なぜ、引継ぎが必要だったかと言いますと、東京タワー周辺の環境が大きく変わったためです。東京タワーの高さは333mですが、時代の流れとともに都心部を中心に200m級のビルが数多く立ち並ぶようになりました。これにより、東京タワーから発信された電波がビルに遮られてしまい、各ご家庭のアンテナまで届き難くなるという現象が多発するようになり、環境整備が求められるようになります。
 
そして、解決策の一つして発足した案が、さらに高さのある600m級の電波塔、東京スカイツリーの建設でした。
 
2003年のプロジェクト発足を皮切りに、関係会社との契約などの手続きを進め、2008年（平成20年）7月に着工し、2012年（平成22年）4月にまずはＦＭラジオの放送がスタート。テレビ放送は同年12月に東京ローカル局のTOKYO MXが放送を開始、翌年には在京テレビ局各社が放送をスタートさせました。
 
ちなみに東京スカイツリーという名前は、ツリーの傍に人々が集まって、心を寄せ合って欲しいという願いを込めて、「空に向かう大きな木」をイメージして名づけられたとのことです。なお、高さは634mですが、東京周辺の旧国名「武蔵国（むさしのくに）」の語呂合わせに因んでいるとのこと。
 
以上、地上波デジタル放送の電波塔として建設された東京スカイツリー歴史と役割についてでした。
 

東京スカイツリーとアンテナ工事の関係性

次に、東京スカイツリーとアンテナ工事にどのような関係性があるのかを解説します。
 
前項でご紹介のとおり、現在、スカイツリーは地デジの電波塔として活躍しています。
ただし、電波は発信されているだけでは、テレビは映りません。受信するためには専用のテレビアンテナが必要で、適切に設置することで、テレビ視聴が実現します。
 
そして、この環境を整えるのが、アンテナ工事です。
 
先述のとおり、東京タワー時代に電波の受信が難しくなってしまったご家庭も、東京スカイツリーから発信されるようになったことで、当時よりもはるかに受信環境が良くなっています。
 
これに伴い、テレビアンテナも以前から様変わりし、従来の骨型アンテナのみならず、オシャレなデザインアンテナやシンプルフォルムのユニコーンアンテナなどニュータイプの製品も誕生しました。これまで、アンテナは見映えが悪いからと敬遠されていた方も、スカイツリーによる電波受信環境の向上とともに、住宅の美観を損ねないアンテナを取り入れるケースも増えています。
 
また、テレビ電波が受信しにくいことを理由に、ケーブルテレビや光テレビをご契約されてご視聴されていた方でも、スカイツリーから発信された電波を受信できるようになっているかもしれません。アンテナへ切り替えれば、現在発生している月額料金不要でテレビの視聴が実現しますのでおすすめです。

 

東京スカイツリーの電波塔としての役割とアンテナ工事との関係性を歴史から紐解くのまとめ

ここまで、東京スカイツリーの歴史や役割、アンテナ工事との関係性をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？
 
東京スカイツリーから地デジ電波が発信されるようになったことで、以前よりもアンテナでのテレビ視聴がしやすくなっていることをお分かりいただけたかと思います。
 
そして、アンテナの設置は、経験豊富な専門業者による工事がおすすめであるとお伝えさせていただきました。良質で安心のアンテナ工事をご希望であれば、ぜひ、アンテナ技術信用保証協会に加入している業者をお選びくださいませ。