アンテナ工事に安心を。アンテナ技術信用保証協会です。
今回は会員企業である株式会社ライフテックスの柳瀬さんにインタビューを行いました。
株式会社ライフテックスは東京都杉並区永福に本社を置き、静岡県浜松市に営業所を構え、幅広いエリアでアンテナ工事を手がけている企業です。
柳瀬さんはアンテナ工事の現場で日々活躍されている職人です。
協会に加盟するメリットや、お客様が工事会社を選ぶ際のポイントなど、加盟を検討中の企業様が気になる点をたっぷり語っていただきました。
事前にしっかりご説明するのは、お客様に安心していただきたいから
インタビュアー(以下、イ):お客様からはどのようなご依頼が多いですか?
柳瀬さん:一番多いのは、ご新築で新しくアンテナを立てたいというお客様です。全体の6〜7割がそういったご依頼ですね。
イ:アンテナ工事の際に、職人として見落としてはいけないことは何ですか?
柳瀬さん:今は電波が通っても将来的に周りに建物が建つと電波状況が変わる可能性があるので、そこは注意が必要です。あとは建売住宅などの場合は家が密集しているので、アンテナがお隣の敷地に越境してしまわないよう気をつけなければなりません。その2つはいつも心がけています。
イ:お客様に注意していただきたいことは何ですか?
柳瀬さん:アンテナはお客様が触れないようなところに設置しているので、アンテナ関係でご注意いただきたいことは特にないのですが、アンテナからきちんと受信できていても、お客様ご自身の配線間違いなどでテレビが映らなかったりすることがあります。そこはきちんとお伝えするようにしています。
イ:ライフテックスさんでは、見積りから施工までどのような流れになるのでしょうか?
柳瀬さん:電話やHPから受付をした後、現地にお伺いして無料見積りを行います。お客様が金額にご納得いただけましたら、その場で工事をさせていただきます
イ:見積りの金額は業者によって大きく違うのでしょうか?
柳瀬さん:業者によって違うことはあり得ると思います。弊社ではお値段をはっきり明示しています。追加料金が発生することはほとんどありません。
イ:お客様に安心してご依頼いただくために、事前にご説明していることは何ですか?
柳瀬さん:保証内容をしっかりとご説明してから工事を行っています。保証期間は5年間で、弊社の施工した部分に関して、強風や台風によるトラブルの保証をしています。また、東京MXやテレビ埼玉など、地方の独立局の電波を受信するためには、スカイツリーではなく別の電波塔へアンテナを向ける必要があります。地方局の電波塔がスカイツリーと逆の方角にある場合は受信することができないので、アンテナがもう1本必要になります。こういったことはこちらの世界の常識なだけであってお客様はご存じないので、事前にきちんとご説明しています。あとは、アンテナをビスで固定するために住宅に穴を開けるのですが、「しっかりと防水するのでご安心ください」とご説明しています。
私たちは職人ではなく、サービスマンです
イ:会社選びを誤ってトラブルに発展するケースもあるのでしょうか?
柳瀬さん:料金についてトラブルになってしまうケースは業界で聞きますね。電話で提示された金額は安かったのに、現地で「これも要る、あれも要る」と高くなってしまったと。あとは、アンテナを付けてもらったけれど、その業者さんと連絡が取れなくなってしまったというケースも聞きます。
イ:お客様が安心できるアンテナ工事会社を選ぶ際のポイントは何でしょうか?
柳瀬さん:まずは受付の時点の対応がしっかりしているかどうかです。次に、提示された料金でどこまで対応してもらえるのかを確認する必要があります。例えば、電話で「これはブースター抜きの料金なので、現地で判断します」と言って、現地で「絶対ブースターが要りますから」と数万円を請求されたりしないかどうか、ということですね。
イ:お客様のご自宅へ伺う際に、柳瀬さんが心がけていることは何ですか?
柳瀬さん:愛想よく、感じのいいご対応を心がけています。ご新築ですと今は建売のお客様が多いので、お隣さんもお引越しや下見でいらっしゃることがあるんです。ですので、お客様だけでなく近隣の方へも「はしごをかけてうるさいけれどすみません」と、きちんとご挨拶するようにしています。ライフテックスの職人たちは、サービスマンとしてのスタンスで仕事に取り組んでいるんですよ。
他社さんから意見や知識を得られるのは、とても意義のあること
イ:アンテナ技術信用保証協会に加盟して、どんなメリットがありましたか?
柳瀬さん:他の業者さんとの面識やつながりができたメリットが大きいです。「ここの新しい分譲地は全然電波がないですよ」「この道具はいいですよ」など最新情報の共有・交換もできるので、仲間が増えるのはいいことですよね。アンテナ工事は電気工事士の免許を持っていればできる仕事ですが、アンテナ技術信用保証協会が設立されたことで、業界全体でサービス向上を目指す流れが出てきています。
イ:協会独自のアンテナ工事士資格についてはどう思われますか?
柳瀬さん:いいことだと思います。にわかの知識で行うと危険ですしトラブルになるので、ちゃんとした知識を持った上で仕事にあたった方がいいですよね。
イ:これからの協会の発展に、どのような期待をされていますか?
柳瀬さん:自分だけの知識ではどこか限界があったり、自分のやり方をお客様に押し通してしまったりということがありますよね。協会に加盟することで他社さんからも意見や知識を得られるのは、とても意義のあることだと思います。「技術はあって当たり前」という水準まで業界を引き上げて、なおかつサービス業としてのスタンスを持っていけたらいいですね!
イ:ありがとうございました!
一般社団法人アンテナ技術信用保証協会はテレビアンテナ工事業社選定の為、アンテナ工事業者の技術力・信用力認定の第三者機関として誕生しました。会員となることで技術力を有し信頼できる業者として認知され、アンテナ工事業界の発展に貢献することができます。
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