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プロが教える!安心して依頼できるテレビアンテナ工事の会社選び方

2019.08.28

プロが教える!安心して依頼できるテレビアンテナ工事の会社選び方

サービスとクオリティについて安心できるアンテナ工事会社の団体です。

工事の団体保障や資格認定も行っているアンテナ技術信用保証協会です。

 

テレビアンテナ工事業界の特徴は、参入と撤退が多いこと。サービスやクオリティが謳い文句にともなっていない会社も多く、お客様も困惑されているのではないでしょうか。

今回は、アンテナ信用技術保証協会の知見をベースにして、プロ目線からアンテナ工事会社選びを解説します。

工事を依頼したいアンテナはどのアンテナ?最初にまずチェック!

ひとくちにテレビアンテナ工事といっても、テレビアンテナにはいくつかの種類があります。

種類によって工事内容は変わりますし、費用感も異なってきます。

まずはテレビアンテナの特徴をおさらいします。

地デジアンテナ

東京スカイツリーなどのようなテレビ電波塔から発信されている電波を受信するためのアンテナです。民放や地方ローカル局のテレビ番組を視聴できます。地デジアンテナの形状には、魚の骨のような八木式アンテナや、壁面に取り付けるボックス型のデザインアンテナがあります。

BS・CSアンテナ

人工衛星から送信されるテレビ電波を受信するためのアンテナです。パラボラアンテナと呼ばれることもあります。電波をキャッチする方向(指向性)が、地デジアンテナよりも狭くなっているのが特徴です。

4k・8kアンテナ

2018年12月より放送が開始された4K・8K番組を視聴するためのアンテナです。これも衛星から送信される電波を受信するためのアンテナです。しかし、電波の周波数がBSやCSとは異なっています。また電波の旋回方向もBS・CSとは相違があります。そのため、4K・8K番組を視聴するためには専用のパラボラアンテナを設置しなくてはなりません。ただし、TV本体あるいはチューナーやその他周辺機器を整えれば、一部の4K・8K番組についてはBS・CSのアンテナで視聴することができます。

テレビアンテナ工事ではどのようなことを行う?標準的な流れを解説

テレビアンテナ工事の流れを解説

通常のテレビアンテナは、新築された戸建て住宅にあらかじめ設置されているわけではありません。お客様がご自身で視聴環境を整えていかなくてはならないので、テレビアンテナ工事の必要が生まれます。テレビアンテナ工事は、一生に何度も経験するものではありません。お客様に知識がなくて当たり前。しかし、標準的な工事の流れを把握しておけば適切な工事が提案されてているのかどうかをチェックすることができます。

テレビアンテナ工事は多岐にわたる電気工事のコンビネーション

テレビアンテナ工事の内容は、アンテナ本体を屋根や壁面に設置するのにとどまりません。周辺機器を設置して調整するのには、専門知識が必要ですし、ケーブル類の安全で美しい設置にはセンスを要します。新規にとりつけるだけでなく、既に設置済みのアンテナが壊れた場合に修理や取り替えを行うこともあります。

①アンテナ工事会社に見積もりを依頼

どのような場所に、何をとりつけるかで工事の材料や手数はほぼ一定ですので、おおまかな金額感を知ることができます。

②テレビ電波の受信レベルチェックなどの現地調査

例外的に、お客様の工事環境が手間を要するものであったり、ハイスペックなアンテナが適していたりすることがあるので、現地調査で確認します。

③現地調査を反映した最終的な見積もり提示と契約

ここで提示される見積もりが、最初の見積もりと大きく異なっているときには、納得のいく説明がほしいところです。

④アンテナ本体の取り付けなど工事を実施

屋外の設置に関しては、立ち会いが不要なこともありますが、屋内に周辺機器を設置する際には立ち会いが必要となることが一般的です。

⑤工事の完了を確認後に料金のお支払い

ノイズなく視聴できる環境であることをお客様自身にご確認いただきます。

アンテナ工事の内容

繰り返しになりますが、テレビアンテナ工事は多岐にわたる電気工事のコンビネーションです。その内容として次のようなものが挙げられます。

電波測定

お客様の住宅がある環境の電波レベルは、電波塔からの距離や住宅周辺の高層ビルに影響されます。また、竹林も電波レベルに影響を与えます。一軒一軒電波レベルが異なっており、丁寧に個々の調査を行うことが適切な工事を行ううえでの前提となります。

電波レベルに伴いTVアンテナ・周辺機器の選定

「大は小を兼ねる」とは言いますが、オーバースペックな機器は考え物です。必要十分な提案をしてくれる会社が、良いテレビアンテナ工事会社です。

TVアンテナの設置・固定作業

お客様がご自身でチェックするのが難しい箇所ですが、安定性と耐久性を大きく左右します。

室内へのケーブル配線の取り回し・引き込み作業

配線の取り扱いについても、会社の個性が出ます。美しい配線は保守・管理をスムーズにしますし、腕の良い会社とそうでない会社とでは美観について大きな差がでます。

分配器・ブースター等周辺機器の設置

住宅のなかで作業する必要があるので、立ち会いをお願いされることが一般的です。

工事は短時間で終わります

早ければ1時間半程度で終わりますし、時間がかかったとしても3時間程度で終わるのがアンテナ工事の通例です。ただし、特殊なテレビアンテナを設置する場合には普通以上の時間がかかることもあります。また、視聴する部屋数が多くなると調整の手数が増えるため所要時間が長くなる傾向があります。

工事はどこに頼む?専門会社への依頼がオススメだけども・・・・・・

大手家電量販店やホームセンターが、テレビアンテナ工事の窓口になっている場合がありますが、コストでもクオリティでも、テレビアンテナ工事を専門に行っている会社に依頼するのがオススメです。専門会社に依頼するときには注意が必要です。なぜなら、地デジ放送にともなってテレビアンテナ工事の需要が一気に拡大したことで、新興の会社がにわか仕込みで数多設立されたからです。それらの会社にも優れた会社があることは事実ですが、テレビアンテナ工事の専門会社には善し悪しのばらつきがあることは否めません。手間と費用がやたらとかかる会社もあるので用心は必要です。

2019年度・徹底調査済み!テレビアンテナ工事の費用感(相場)のホントのところ

見せかけの工事料金には要注意!追加料金がクリアな会社を選んで

アンテナ信用技術保証協会の調べによると、テレビアンテナ工事の費用感(相場)は次のようであることがわかっています。

  • 地デジアンテナ(八木式アンテナ)・・・15,000円~
  • 地デジアンテナ(デザインアンテナ)・・・20,000円~
  • 八木式とBS・CSアンテナのセット・・・35,000円~
  • デザインアンテナとBS・CSアンテナのセット・・・40,000円~
  • 地デジアンテナと4K8K対応BS・CSアンテナ・・・50,000円~
  • 既設のアンテナから4K8K対応アンテナへの取り替え・・・50,000円~

ただし、これらの費用感はあくまでも視聴が1部屋である場合です。金額をWEBサイトで提示している会社も増えましたが、1部屋だけの料金である場合がほとんどです。複数の部屋でテレビを視聴する場合には、ブースターや分配器といった周辺機器を新たに置くことは確実です。これらの機器本体と手数のために15,000円程度上乗せして請求されているお客様が多いようです。

つまり、WEBサイトで示されている料金は、必要最低限のものであり、少なくないパターンとして追加料金が必要になります。

ちなみに、必要最低限のなかには次のものが含まれていることが普通です。

  • アンテナ本体の本体価格
  • 本体を設置するための屋根馬・マスト・取り付け金具等の材料費
  • 技術料

実際にかかるアンテナ工事の総費用と詳細について

テレビアンテナ工事の費用は、多種多様な条件の変化で変動しますが、ブースターなど周辺機器の料金を含めて、実態にもとづくアンテナ工事の費用感は次のようになります。

  • 地デジアンテナ(八木式)・・・30,000円~
  • 地デジアンテナ(デザインアンテナ)・・・36,000円~
  • 八木式とBS・CSアンテナのセット・・・50,000円~
  • デザインアンテナとBS・CSアンテナのセット・・・56,000円~
  • 地デジアンテナと4K8K対応BS・CSアンテナのセット・・・70,000円~
  • 既設のアンテナから4K8K対応アンテナへの取り替え・・・50,000円~

さらに、遠方から出向いての工事となれば「出張費」、3階建てや特殊形状の屋根であれば「高所作業費」が加算されることもあります。

テレビアンテナ工事を依頼できる業者は?

テレビアンテナ工事を依頼できる会社の種類

テレビアンテナ工事は、様々な窓口から依頼することができます。

  • 大手家電量販店
  • ホームセンター
  • 地元密着型の小規模電気店
  • ネット系のアンテナ工事専門業者

上記のような窓口が一般的な例です。それぞれに特徴がありますので、理解したうえでのご依頼をオススメします。

大手家電量販店の場合:ポイント還元は本当にお得?

  • 下請けの工事会社に丸投げするスタイルのため、中間マージンが発生し、お客様にとって割高
  • 工事の保証期間が比較的短期間。もし長期保証を求めるのなら有料オプション。
  • 調査と工事を別日に行う傾向にあるので、立ち会いの手間が多い

名前の知られた大手家電量販店にご依頼されることには、お客様にとって安心感があるのかもしれません。しかし、保証期間は短く設定されていることが多いので、安心とも言い切れないようです。私たちの調べによると1年程度が通例です。もちろん、ポイント還元は魅力的ではあります。しかし、工事自体が割高なので相殺されてしまい大したメリットがないと、後悔されている方もいるようです。

ホームセンターのアンテナ工事:忙しい人には不向き

  • 必ずしも下請けに回しているわけではなく自社施工の場合もあるものの、専門会社に頼むよりも割高な傾向
  • 工事保証については無いこともあり、あっても短い。もし長期保証を求めるなら有料。
  • 調査と工事が別日のことが多く、手間がかかる。

家電量販店の場合と似たような状況です。さらに、電話やメールでの見積もりを受け付けていない場合もあるので、ここで一手間がかかります。

地元密着型の小規模電気店:時代に合わない費用感のことが

  • 自社施工を行っているが、割高
  • 実績の数あるいは技術力には店舗によってばらつきがある
  • 工事保証は無し、または短期間。
  • インターネット経由で見積もりを依頼することができず手間
  • 現金のみの支払いが一般的

地域密着の電気店の特徴は、小規模なこと。小規模ならではのフットワークの軽さを見せてくれて、丁寧で柔軟な工事をしてくれることもありますが、インターネットの相場からかけ離れた料金設定をしている店舗が多々あります。この記事で紹介した相場に、2〜3万円をプラスした金額だと思ってください。そもそも、小規模電気店は大手の下請け工事を前提にしていることが多くなっているため、このような状況が生まれているようです。

ネット系のアンテナ工事専門業者:コスパに優れるが用心は必要

  • 最安値を見つけられる可能性がある
  • 自社施工の場合もある
  • 5〜10年にわたっての長期保証が展開されている
  • 現金以外の支払い方法が多彩

コスパで考えればインターネットで探すのが一番です。ただし、インターネットの見せ方に長けているものの実際のクオリティやサービスがともなっていない会社も少なくありません。見積もりの時の対応など、実際に感じたことを手がかりにした用心が必要です。

ネット系アンテナ工事会社のハズレを引かないために、見るべきポイント4つ

テレビアンテナ工事会社を選ぶときのチェックポイント

コスパに優れたネット系アンテナ工事専門業者を検討する場合には、信頼できる会社に依頼しないと後々のトラブルのもとになります。ここでは、信頼できる会社はどこで見分けられるのか解説します。

①料金

見積もりの比較は必須!WEBの料金は参考として

費用感を解説する際にお伝えしたように、最低限の料金しかWEBでは提示していない場合が多いことを意識しましょう。安値を探すのなら、見積もりをとって比較するのが大切です。徹底するのなら、手間はかかりますが最終的な見積もりを比較しても良いと思います。

情報提供は詳細に!有効な見積もりを得るために

ネット系の会社には、いつでも見積もりを依頼することができる手軽さがあります。しかし、工事環境に関する情報提供を行わないと有効な見積もりは選られません。たとえば、次のような事項はお客様から積極的に伝えるのがオススメです。

  • 屋根の形状
  • 住宅の階数
  • 工事を依頼するアンテナの種類
  • テレビを視聴する部屋数
  • 自宅周辺の高層ビルの有無
  • 自宅周辺の竹林の有無

これらの情報を前もって提供しておけば、経験豊富な会社なら最終的な見積もりに近い金額を初期から示してくれます。

②工事の体制

ネット系の会社は、次のような体制で工事を行っていることがほとんどです。

地域限定 完全自社施工型

都市圏で雇用した自社のスタッフを各地の営業所に配置し、行ける範囲内でアンテナ工事を引き受けている会社です。

全国対応 下請け施工型

全国どこでも対応しているものの、それぞれの地場の会社と提携して工事を行っている会社です。このタイプの会社では、次の点について留意してください。

  • 窓口と施工が別の会社。そのため、窓口がアンテナ工事について詳細な知識をもっていないことがある
  • トラブル発生時に、窓口と施工が責任のなすりあいを始めるので、お客様への保障がうやむやになってしまう
  • 工事に関わる会社が増えるので、トラブル対応にも会社間の調整が必要となり、対応が遅くなる

もちろん、これらのチェックポイントをクリアした優良企業もあります。しかし、お客様にとっていちいち用心するのはストレス。スムーズな工事依頼を望む場合、自社施工の会社に頼むことがオススメです。

③クレジットカード払いは信用の証

クレジットカード払いにするつもりがなくても、クレジットなど多彩な支払いができるかどうかは、アンテナ工事会社の信用を見極めるポイントです。悪徳業者は、会社自体の信用力がないので、金融機関との提携ができないからです。

④保証書は有無を確認

工事保証を掲げておきながら、保証書を出さない会社も存在しているという実態があります。保証書がなければ、トラブルが起きたとき会社が知らんぷりを決め込むことも可能です。保証書の有無は必ず確認しましょう。

当協会の会員企業は「審査済み」

アンテナ工事会社選びの奥深さを、今回の記事で感じていただけたのでは無いでしょうか。

「こんなに考えなくちゃいけないの・・・・・・?」とうんざりしている方もいらっしゃると思います。

もし、悩むこと無く信頼できる会社にアンテナ工事を依頼したいのであれば、当協会の会員であるかどうかを一つの目印にしてみてください。

当協会に入会するために、会員企業はクオリティやサービスについての審査を受けているからです。

プロの目のチェックを受けた会社のなかから、お客様にマッチした会社を選ぶのならぐっと選択肢が絞られます。

 

テレビは生活の彩りであり、非常時のライフラインです。

私たちは皆様がストレスなくアンテナ工事を依頼できる環境を整えています。